約50の国・国際機関がブチャ宣言を採択

約50の国・国際機関がブチャ宣言を採択

ウクルインフォルム
3月31日、第1回ブチャ・サミットが開催された際、総括として、ウクライナで行われた犯罪についてのロシアの責任追及を求めるブチャ宣言が採択された。

ウクライナ大統領府がブチャ宣言本文を公開した

宣言にて、サミット参加者たちは、ウクライナ領で行われた大虐殺のような国際法上の重犯罪を強く非難し、国際刑事裁判所(ICC)の検察官の努力への支持を表明し、罪人の責任追及と不処罰回避におけるICCの重要な活動に謝意を伝えた。

また、宣言には、ウクライナで行われた犯罪、ウクライナに対して行われた犯罪の捜査と追訴に向けた、ウクライナをはじめとする国々の努力への支持が表明されている。

さらに、参加者たちは、ロシアによるウクライナ国内あるいはウクライナに対する国際法に反する行動の結果生じた損害に関する国際賠償メカニズムや損害の国際登録メカニズムの設置を支持した。

その他、宣言では、国内レベルと国際レベルでの公正かつ独立した捜査と起訴によって、ウクライナ領で行われた国際法上の重罪の責任追及が不可欠であるとし、全ての犠牲者のために正義を確保し、将来の犯罪を予防するために実際的な行動を続けることが必要だと強調されている。

なお、3月31日、ロシア軍人の民間人に対する凄惨な行為が明らかとなったキーウ州ブチャの解放から1年経過に合わせて、キーウにて第1回ブチャ・サミットが開催された


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