イスラエル外務省が外国人のガザ脱出許可を撤回した=宇人権問題オンブズマン

イスラエル外務省が外国人のガザ脱出許可を撤回した=宇人権問題オンブズマン

ウクルインフォルム
ウクライナのルビネツ最高会議(国会)人権問題全権代表は14日、イスラエル外務省がガザ地区のウクライナ国民やその他外国籍者の避難許可を避難実施の2時間前になって不明な理由で撤回したと報告した。

エジプトを訪れているルビネツ全権代表がテレビ番組「統一ニュース」出演時に発言した。

ルビネツ氏は、「ガザで現在起きていることは、もはや人道災害と呼ばねばならない」と発言した。

同氏はまた、ガザ地区では「単に電気が遮断されているだけでなく、水、食料、医薬品にも問題が生じており、さらにもう携帯電話の通信もないことも問題だ」と伝えた。

そして同氏は、「私たちの国の国民との連絡も失われている。今日の時点で、避難を必要としている私たちの国民は243名だが、私たちは、その数は最終的なものではなく、増えると理解している。イスラエルの現在の情勢について言えば、確かに、昨日、他の外国籍者同様に、ウクライナ国民の避難も公式に文書でされた。彼らはラファ検問所を通過しなければならない。それは実質的に民間人避難のために利用されている唯一の検問地点であり、外国籍者はエジプト領に出られるはずだった。今日、その避難の2時間前になってから、イスラエル外務省が不明の理由で、彼らは安全を保証せず、その許可を取り消すと報告した。すでに私たちの外務省(編集注:ウクライナ外務省)から公式な声明が出されており、私たちの大使が正式に口上書を送付した。私たちの情報では、他複数の国が同様に行動した、あるいは行動する予定だ。私たちには、どうしてウクライナ国民や他の外国籍者が避難を許可されないのかわからない。さらには、皆、女性と子供を最初に避難させることを訴えているのだ」と発言した。

同氏はまた、エジプト側の検問地点は開いていると伝えた。

さらに同氏は、自身は昨日(13日)エジプトに到着し、エジプト側の人権保護機関代表者などと複数の会談を行ったと述べた。

その際同氏は、「私は、エジプト政権に関わる部分では、彼らはガザ地区からの私たちの国民の避難を最大限促進していくという、支持と明言を聞いた。しかし、それがいつどうなるか、いつイスラエルが許可を出すのか…。私たちは実質的にイスラエルには、その検問地点が安全で、そこを爆撃しないよう要請している。パレスチナ人、パレスチナ政権には、私たちの国民を出られるようにすることを要請。エジプト政権からは、彼らをただ通すことを要請し、それは受け入れられた。そのようなトライアングル、3か国なのだ。私たちは、パレスチナ、ガザ地区、イスラエルが今対話をしていないことを理解している。ここには独自の関係がある…」と発言した。


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