ゼレンシキー宇大統領、12日にバイデン米大統領と会談
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は、11日米国訪問を始め、12日にバイデン米大統領と会談する。
ウクライナ大統領府がテレグラム・チャンネルにてゼレンシキー大統領の訪米を公表した。
発表には、「12月11日、ヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領は米国への実務訪問を始める。ウクライナ大統領はジョゼフ・バイデン米大統領と会談する他、複数の会談と協議を行う」と書かれている。
ワシントンでの協議の重要議題の中には、武器・防空システム共同製造プロジェクトや来年の両国の活動調整をはじめとするウクライナ・米国間防衛協力が含まれるという。
発表には、「ゼレンシキー大統領は、ロシアテロに対する防衛とルールと各国の主権尊重に基づく国際秩序の強化におけるウクライナ支援を巡る米国、欧州、世界の団結確保に焦点を当てていく」と書かれている。
また米ホワイトハウス広報室も、バイデン米大統領とゼレンシキー宇大統領のホワイトハウスでの会談につき発表した。
発表には、「ジョー・バイデン大統領は、ロシアの残虐な侵攻から身を守るウクライナの人々への米国による揺るがぬコミットメントを強調すべく、ヴォロディーミル・ゼレンシキー宇大統領を12月12日火曜日のホワイトハウスでの会談に招待した」と書かれている。
両首脳は、ロシアによるウクライナへのミサイルや無人機による攻撃が強まる中、ウクライナの喫緊のニーズ、米国からのさらなる支援の重要性を協議するという。
なお、ゼレンシキー大統領は10日、ミレイ・アルゼンチン大統領の就任式に出席するために、アルゼンチン訪問を開始していた。
写真:ウクライナ大統領府