ウクライナ政権高官、米国でサリヴァン大統領補佐官とブリンケン国務長官と会談
イェルマーク大統領府長官は、サリヴァン大統領補佐官との会談につきテレグラム・チャンネルで報告した。
イェルマーク氏は、「ゼレンシキー宇大統領の課題で、米国で活動している。私の良き友人であり、米大統領国家安全保障問題担当補佐官のジェイク・サリヴァン氏と会談した。ウクライナの『勝利計画』、『平和の公式』履行、前線、武器、ロシアが私たちの国に対する戦争へ向けて準備している北朝鮮軍人について話した」と書き込んだ。
また同氏は、ウクライナへの軍事支援、対露制裁、ロシアの同盟国に対する圧力強化が重要だと強調した。
そして同氏は、「協力の過去数年間、私たちはジェイクと共に、大統領の課題を遂行しながら、迅速に決定を見つけ出すことができていたし、大統領たちはその後その決定に同意してきた。今回も、これまで同様、具体的かつ中身のある対話が行われた」と指摘した。
その他、ウクライナ大統領府広報室は、イェルマーク氏とブリンケン米国務長官の会談につき公表した。
発表には、「ウクライナ大統領と米大統領の対話の延長で、イェルマーク大統領府長官がワシントンでブリンケン米国務長官と会談した。イェルマーク氏は、米国によるウクライナへの不変の支持、支援につき謝意を伝えた。会談時、『勝利計画』、前線の状況、凍結ロシア資産について詳細な協議が行われた」と書かれている。
また、喫緊の議題の中には、ロシア侵略からの防衛のためのウクライナの能力をさらに強化すること、制裁の強化、ウクライナのために公正な平和を回復するための「平和の公式」実現に向けた米国の外交的関与も含まれていたという。
その他、ウクライナの北大西洋条約機構(NATO)加盟への動きとそのための関連の行動についても協議されたという。
発表によれば、イェルマーク氏とブリンケン氏は、秋・冬の期間、重要インフラ施設防護をはじめとした、米国からのウクライナのエネルギーシステムへの支援についても協議したとある。
写真:大統領府