ウクライナはエネルギー問題の生じているモルドバを支援する準備がある=ゼレンシキー宇大統領
ゼレンシキー大統領が同日夜の動画メッセージで伝えた。
ゼレンシキー氏は、「今日私は、複数の国際対話を行った。サンドゥ・モルドバ大統領ともだ。当然、最も重要なことは、モルドバが困難なエネルギー挑戦の時期を乗り越える支援を行うことであり、モスクワに社会的緊張を加熱させないことだ。モルドバにおける全ての現在のエネルギー状況、とりわけドニステル(ニストル)川左岸におけることは、ロシアによるモルドバ政権に対するエネルギー資源を用いた操作の試みである。私たちはモルドバを、とりわけ石炭で支援する準備がある」と発言した。
また同氏は、モルドバにおける安定を維持し、モルドバの人々皆が平穏に暮らせるようにし、彼らに自国のため、貧困の克服のため、「EUへの私たちの共通の道のり」のための条件を提供することが非常に重要だと発言した。
サンドゥ・モルドバ大統領も、Xアカウントにて、ゼレンシキー大統領との電話会談につき報告した。
サンドゥ氏は、「ゼレンシキー大統領と(編集注:ロシア国営企業)ガスプロムによる天然ガス供給停止が引き起こしたトランスニストリア地域の人道聞きについて話し合った。私たちは、さらなる苦難を防ぎ、人々をロシアによるエネルギーの武器化から守るために、協力して解決策を見つけることで合意した」と伝えた。
Spoke with President @ZelenskyyUa about the humanitarian crisis in the Transnistrian region caused by Gazprom’s gas cutoff.
— Maia Sandu (@sandumaiamd) January 8, 2025
We agreed to work together on solutions to prevent further suffering and protect people from Russia's weaponisation of energy.
写真:ウクライナ大統領府