ウクライナ国民の信頼度の4%と65%は深刻な違い=ゼレンシキー宇大統領

ウクライナ国民の信頼度の4%と65%は深刻な違い=ゼレンシキー宇大統領

ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は23日、トランプ米大統領によるゼレンシキー氏の支持率4%、5000億ドルの借金、「ゼレンシキーは独裁者」発言、選挙すべき発言は、いずれもウクライナやパートナー国の意見を弱体化させるための危険なものだと指摘した。

ゼレンシキー大統領がキーウで開催されているフォーラム「ウクライナ 2025年」の際に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ゼレンシキー氏は、「トランプ大統領の私や私の性格に関する過去1週間の発言に注意を向けず、数字に関して言えば、その点では、私はかなり具体的でプラグマティックで冷静である。そう、その様々な情報源から来る偽情報はいずれも、米国国内や欧州内、ウクライナ国内で影響力を持っている。ウクライナ人の私の支持が4%だいうのは、ロシア人が拡散しているシグナルの1つだ。だから、私は、それを偽情報攻撃だと思うと言ったのだ。私は、それをトランプ大統領が行っていると言ったのではない。私は単に、彼には様々な情報源があると言っているのだ。そして、私は、優先課題に注意を向けるべきだと思っている。思うに、優先課題は、何が起きているかを理解するために、私と直接対話することだろう」と発言した。

同氏はその際、皆が信頼する世論調査のための様々なプラットフォームがあり、「私もそれに注意を払っている」と述べた。その上で、言及された4%という数字と実際のウクライナ国民の65%の信頼は、深刻に異なるとし、「それは誤りではなく、影響力のある偽情報だ。そして、それに対応しなければ、ウクライナは米国に対して5000億ドルの借金があるかのような別の偽情報が生じるのだ」と指摘した。

さらに同氏は、「すなわち、こうだ。4%とか、5000億ドルとか、『独裁者』とか、選挙とかといったものは、全てウクライナ、ウクライナの世論、国外の私たちのパートナー国の世論や人々にとっての危険な行為なのだ。なぜなら、私たちの国外パートナーは、社会におけるウクライナを支持するかどうかという世論を見ているからだ。つまり、世論調査が欧州の人々や米国の人々がウクライナを支持していることを示していたら、首脳も支持するわけだ。もし首脳が正しくないことを話し始めたら、思うに、その後それは世論に影響を及ぼす。だから、私も反応しているのだ。私は、米国大統領の言葉に単に反応しているのではなく、私は、米国から来るそのシグナルに反応しているのであり、それを危険だと思っているのだ」と強調した。

同時に同氏は、トランプ大統領がゼレンシキー氏と直接話すことを望むと述べた。


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