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この平和はウクライナの降伏であってはならない=マクロン仏大統領
ウクルインフォルム
フランスのマクロン大統領は24日、ウクライナにおける平和の実現が単なる保証のない停戦であってはならず、ウクライナが自国の主権的利益に関わるすべての問題について関係者と交渉できるようにしなければならないと発言した。
ワシントンを訪問したマクロン大統領がトランプ米大統領との共同記者会見の際に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
マクロン氏は、「その平和はウクライナの降伏を意味してはならない。その平和は保証のない停戦となってはならない。その平和は、ウクライナの主権のための条件を確保し、ウクライナが自分に影響を及ぼし、交渉する権利を有するあらゆる問題に関して関係者と交渉できるようにするものでなければならない」と発言した。
そして同氏は、その平和において、すべての国がウクライナと地域全体のための長期的な安全と安定を維持する責任を負わねばならないと指摘した。
その他同氏は、平和維持軍の展開を含め、ゼレンシキー宇大統領との全ての共同作業についてトランプ大統領に報告したと述べた。
同氏はその際、「私たちはまた、その安全の保証の一部となり得る、ウクライナ領への平和維持軍の展開となり得ることの策定に関する私たちの英国のパートナーと勧めてきた作業全てについて話すことができた。それには、他の国も加わる準備があり、彼らにとっては米国の連帯と支持が当然ながら極めて重要だ」と発言した。