
ウクライナはすでに米国との鉱物資源合意案に関する自分の立場を形成した=シビハ宇外相
ウクルインフォルム
ウクライナのシビハ外相は8日、米国との間で準備を進めている鉱物資源合意案に関して、ウクライナはすでに自らの立場を形成したと発言した。
シビハ外相がウクルインフォルムにコメントした。
シビハ氏は、「ウクライナ側は、米国側から提案された合意文言の有意義な協議のために近々ワシントンへと出発する協議グループの構成を最終的に決める。私たちは、自らの立場、そして将来の合意の文言に関する自らのビジョンを形成した」と発言した。
また同氏は、将来の合意は互恵的なもので、双方の利益に合致しなければならないし、ウクライナの欧州統合路線に反するものであってはならないと強調した。
同氏はその際、「それがウクライナ側にとって原則的な立場の1つである」と指摘した。
そして同氏は、交渉プロセスを支援していく、主要な法律会社が選択されることを認めた。
またワシントンを訪れるウクライナ代表団には外務省の代表者も加わると伝えた。
これに先立ち、ウクライナのゼレンシキー大統領は4日、同国は米国との希少鉱物資源合意についての助言をしていく法律事務所を選定したと述べていた。