16日の各地のヴィシヴァンカの日の様子
ウクルインフォルム
5月16日、ウクライナ人は国内外で民族衣装「ヴィシヴァンカ」の日を祝った。
ウクルインフォルムが各地でのお祝いの様子を伝える。
ハルキウ市では、目抜き通りにあたるスムシカ通りを、憲法広場から自由広場まで、ヴィシヴァンカを着た市民2000名が行進を行った。
写真:ヴャチェスラウ・モジイェウシキー
ザポリッジャ市でも、ヴィシヴァンカ・パレードが開催された。パレードを開催したヘラシチェンコさんは、「今回のパレードは、ザポリッジャで開催される5回目のヴィシヴァンカ・パレードです」と説明した。最初のパレードは、2015年に開催されたのだという。
写真:オリハ・ズヴォナレヴァ
同日、オデーサ市でもヴィシヴァンカを着た市民の姿が見られた。
写真:ニーナ・リャショノク
また、同日、ジトーミル市議会広報室は、同市で開催された行進の様子を伝えた。
発表には、「2000名以上の市民が民族司法を着て、統一広場から大ヴェルディチウシカ通りを通り、ミハイリウ市通りまで歩いた」と書かれている。
チェルニウツィー州行政府広報室は、チェルニウツィー市では同日統一広場にて、ソ連政権に弾圧された人々や現在ロシアに拘束されているウクライナ人を喚起するイベントを行ったと発表した。
ミハイロ・パウリューク州行政府長官代行は、参加者に対して、「今日は、特別なヴィシヴァンカの日だ。皆、過去と現在の全体主義政権に弾圧されたウクライナ人の写真を持っている。現在、80人以上がロシアにより拘束されている。ヴィシヴァンカの日は、ウクライナの外にも広まっているのであり、世界中にこの拘束されている人たちのことを伝えよう」とい発言した。
なお、毎年5月第3木曜日、ウクライナ人たちは、国内外で「ヴィシヴァンカの日」を祝っている。