ウクライナ語新版正書法、適用は6月3日から=教育省
ウクルインフォルム
ウクライナ語正書法の新版は、教育科学省と国家科学アカデミーのウェブサイトに6月3日に公表される。同掲載以降、新版正書法の規範と規則を社会生活の全ての分野で適用することが推奨される。
30日、教育科学省が発表した。
発表には、「2019年6月3日、ウクライナ語正書法の新版の確定テキストが教育科学省と国家科学アカデミーの公式サイトにて公表される。それ以降、社会生活の全ての分野、とりわけ、公的・ビジネス分野での言語運用場面において、新版正書法の規範と規則を使用することが推奨される」と書かれている。
同時に、同省は、現在、ウクライナ語正書法の適用計画を作成しているところであるとも補足しており、適用計画は、特に、教育プロセスでの変更適用期間・段階を定めるものであると指摘した。
また、同省は、2019年5月22日に、閣僚会議が閣議第437によりウクライナ語正書法の新版を採択したことを喚起している。
今回採択されたウクライナ語正書法は、国家正書法問題委員会が2015年6月から準備したもの。同委員会には、国家科学アカデミーや各地方の国立大学の言語学者が入っていた。
同省は、2018年8、9月に、提案された変更点に関して市民社会を交えた議論が行われ、学術・教育機関、国家機関、地方自治体、個別の市民から、3000以上の提案が届いていたと説明した。