ハルキウ州で画家レーピン誕生から175周年記念祭開催
ウクルインフォルム
ハルキウ州チュフイェヴィ市では、画家イッリャ・レーピンの誕生から175周年を祝した記念行事が開催された。
レーピン記念美術館のスヴィトラーナ・ブチャスタ館長がウクルインフォルムの記者に伝えた。
ブチャスタ館長は、「レーピンの誕生から175年目の日は、8月5日で、美術館が休館日の日でした。しかし、その日、レーピンがかつて住んでいた建物にある私たちの美術館は、扉を開けることにし、『レーピンのウクライナの心』と題する劇場式の行事にお客さんを招待しました。レーピンのイメージや、有名な『トルコのスルタンに手紙を書くザポロッジャ・コサックたち』から始まる彼の描いた絵の登場人物を、ハルキウの各劇場の俳優が演じたのです」と発言した。
館長は、今回の行事には、セルヒー・チェルノウ・ハルキウ州行政府長官や文化・芸術界の代表者が参加したと伝えた。
イッリャ・レーピン(Ілля Рєпін)とは、1844年にハルキウ市近くのチュフイェヴィ市に生まれた画家。ウクライナのコサックたちがオスマン帝国のスルタンに対して手紙を書く姿を描いた「トルコのスルタンに手紙を書くザポロッジャ・コサックたち(Запорожці пишуть листа турецькому султанові)」等、多くの代表作品がある。