クリミア・タタール装飾「オルネク」、ユネスコ無形文化遺産の候補入り
ウクルインフォルム
クリミア・タタール装飾「オルネク」が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産への追加候補リストに加えられた。
市民団体「アリェム」がフェイスブック・アカウントにて伝えた。
発表には、「伝統的クリミア・タタール装飾『オルネク』を研究したり、実践したり、単に関心を持っていたりする人皆にとって、重要で希望あるニュースだ。『オルネク:クリミア・タタール装飾とその知識』がウクライナからの無形文化遺産の代表リストへの追加候補になった」と伝えられている。
アリェムは、オルネクの候補入りの情報は、ユネスコのサイトに掲載されたとし、本件に関するユネスコの会合は2021年に予定されていると伝えた。
団体は、「オルネク:クリミア・タタール装飾」の紹介情報は、同団体が長年主導して作成されたものだと書いている。今回の候補入りは、ウクライナ文化基金や在ウクライナ・スイス大使館の協力によるものだと感謝を伝えた。
ユネスコのウェブサイトの無形文化遺産関連ページでは、候補リストの中にクリミア・タタール装飾「オルネク」の写真や動画が公開されている。
なお、2019年12月、ユネスコは、ウクライナ西部イヴァノ=フランキウシク州で制作されているコシウ陶器を無形文化遺産に加える決定を採択している。