
ユダヤ教巡礼者、ウクライナ・ベラルーシ国境から退去
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ウクルインフォルム
ウクライナ・ベラルーシ間国境「ノヴィー・ヤリロヴィチ」の緩衝地点にて、ウクライナへの入国を求めて数日間にわたり滞在していたユダヤ教巡礼者が、18日にベラルーシ国境検問地点へと戻っていった。
ウクライナ国境警備庁広報室が伝えた。
発表には、「私たちは、(18日)朝から同方面の外国人の減少を確認している。同日中、ウクライナ国境近くの彼らの数は急激に減少した。彼らのベラルーシ領への段階的な帰還も観察されている」と書かれている。

なお、ウクライナ・ベラルーシ間国境検問地点間緩衝地帯には、9月14日から、1000名以上のユダヤ教超正統派(ハシディズム)巡礼者が到着していた。彼らは、ウーマニ市でのユダヤ教新年のお祝いをするためにウクライナへの入国を求めていたが、他方で、ウクライナ政府は現在、新型コロナウイルス感染(COVID-19)対策にて外国籍者の入国制限を施行している。
今年のユダヤ教の新年ロシュ・ハシャナは9月18〜20日に該当していた。ラビ・ナフマンの墓のあるチェルカーシ州ウーマニ市には、例年この時期ユダヤ教超正統派(ハシディズム)の巡礼者が訪れている。
写真:国境警備庁