ゼレンシキー大統領、ホロドモール犠牲者を追悼
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ウクルインフォルム
ヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領は28日、オレーナ・ゼレンシカ夫人とともに、ホロドモール犠牲者追悼碑の前で、犠牲者の追悼を行なった。
大統領府広報室が伝えた。
大統領は、キーウ(キエフ)市内のホロドモール犠牲者追悼碑に、人為的飢餓にて小麦とガマズミの盛られた追悼用の皿を捧げた。
またゼレンシキー大統領は、国民に向けて、同日16時にろうそくに火を灯すように呼びかけた。大統領府がフェイスブック・アカウントにて大統領の呼びかけ動画を後悔した。
大統領は、「この犠牲は、ウクライナが第二次世界大戦で被った犠牲に匹敵する。一体、どうしたら一民族全体を殲滅したいなどと思えるのだろうか。一体、どうして? 何のためだ? 私たちは、それを理解することは決してできないし、それを忘れることも決してできない。それを許すことも決してできない。親愛なるウクライナ人よ、今日、私たち皆、キーウ時間16時、1分間の全国黙祷を行い、窓辺に追憶のろうそくの火を灯そう。そのろうそくが、亡くなった人々の魂を、ホロドモールの無実の犠牲者、女性、男性、子供たち、何百万のウクライナ人の魂を温めますように。彼らのことを永久に記憶しよう」と発言した。
本日、11月28日(第4土曜日)は、ウクライナではホロドモール犠牲者追悼の日と定められている。
写真:大統領府