ウクライナの9割以上、ロシア侵攻の撃退を確信
世論調査
ウクルインフォルム
最新の世論調査によれば、ウクライナの人々の93%がロシア侵攻を撃退できると確信していることがわかった。
20日、レイティング社が3月18日に実施した世論調査結果を発表した。
「ウクライナがロシア侵攻を撃退できることに、あなたはどれだけ確信があるか」との設問に対して、回答者の72%が「絶対的な確信がある」と回答、21%が「どちらかといえば確信している」と回答した。また、いずれの地域・年齢層でも「絶対的な確信」との回答が過半数を占めているが、西部78%、中部74%、南部72%に比べ、東部は54%と若干差が出ている。
「ウクライナがロシアとの戦闘に勝利するにはあとどれだけの時間が必要だと思うか」との設問では、47%の回答者が「今後数週間以内」と回答。23%が数か月以内と回答した。
また、76%の回答者が「ウクライナは正しい方向に進んでいる」と回答、14%が「間違った方向に進んでいる」と回答した。
ゼレンシキー宇大統領とプーチン露大統領の直接協議実施は、74%の回答者が支持。24%が支持しないと回答した。
他方で、「ウクライナ領からのロシア軍撤退なしに、ロシアとの一時的停戦合意に署名するとの案を支持するか」との設問では、89%が支持しないと回答した(78%が全く支持しない、11%がどちらかといえば支持しない)。
今回の世論調査は、レイティング社が、クリミアとドンバスを除くウクライナ全土の18歳以上の人物1000人に対して、CATI方式(Computer Assisted Telephone Interviews)にて質問したもの。理論的誤差は最大で±3.1%だと発表された。