露占領政権、南部ヘルソン州ノヴァ・カホウカにレーニン像設置
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ウクルインフォルム
30日、ロシア軍が占領するウクライナ南部ヘルソン州ノヴァ・カホウカの広場にて、ロシア占領者と共謀者がレーニン像をかつて設置された場所に戻した。
地元のバトゥーリン記者がフェイスブック・アカウントにて伝えた。
バトゥーリン氏は、「(編集注:レーニン像を)設置した」と書き込んだ。
また、ノヴァ・カホウカのヴォロディーミル・コヴァレンコ市長は同日、「被占領下にて権限執行が困難となっていることから」休暇を取るとの声明を発表した。ノヴァ・カホウカ領域自治体広報室がフェイスブック・アカウントにて伝えた。
発表には、「ヴォロディーミル・コヴァレンコ市長は、ノヴァ・カホウカ領域共同体が被占領下にある中、自らの権限と委譲されている権限の執行が困難となっていることと関連し、4月28日に休暇申請を書いたことを報告した」と書かれている。
さらに、バトゥーリン氏は30日、ノヴァ・カホウカと隣接するカホウカでは、ロシア占領政権との共謀者が「カホウカ行政地区」なる領域にロシア・ルーブルを導入する決定を発行したと伝えた。
これに先立ち、ロシアが占領するドネツィク州ヴォルノヴァハでは占領政権が露ルーブルを取り扱うATMを設置し、またザポリッジャ州メリトポリでも、占領政権がロシア国営銀行ズベルバンクの支店を開こうとしていることが報告されていた。