被占領下クリミアに親宇ポスター登場 「掘採プラットフォームははじまりに過ぎない」
25日、クリミア自治共和国ウクライナ代表部がフェイスブック・アカウントにて伝えた。
発表には、「被占領下クリミアでは、ゼレンシキー・ウクライナ大統領の発言引用と『クリミアはウクライナだ』と書かれた自作のポスターが活発に拡散されている」と書かれている。
さらに、代表部は、違法クリミア橋の写真と「石油掘採プラットフォームははじまりに過ぎない。今後はさらに大きいものだ」と書かれたポスターが現れているとし、占領者たちに対して、クリミア住民がウクライナ軍の反攻を期待していることを伝えるメッセージが広められていると指摘した。このようなポスターが最もよく見られるのは、アルシュタ、シンフェローポリ、ケルチだという。
写真:テレグラム・チャンネル「クリミア パルティザンの英雄の地」 ケルチで撮影
これに先立ち、20日、ウクライナ軍がロシア占領政権の石油掘採プラットフォームを破壊したことが伝えられていた。
また、最近ウクライナ政府管理地域へと脱出してきた、クリミアの活動家ヴァシリ・サモイロウ氏は、クリミアにてウクライナを支持する住民は、実際には占領当局やメディアが伝えるよりもはるかに多いと述べていた。
16日、ウクライナ国防省情報総局は、ロシアがウクライナの同意を得ずに違法に建設した「クリミア橋」の技術文書「ケルチ海峡の輸送路建設」を獲得したと報告し、オンラインで公開していた。
レズニコウ宇国防相は、6月、米CNNへのインタビュー時に、ウクライナはクリミアを含む全てのウクライナ領を解放するつもりだと発言している。
クリミア先住民族クリミア・タタール人の民族代議機関「メジュリス」の代表を務めるチュバロフ氏は、ロシアが違法に建設したクリミア橋(ケルチ橋)の破壊は、軍事的に不可欠であり、クリミア解放の必要条件だと発言していた。