マリウポリの抵抗運動参加者、「住民投票反対」と書かれた紙を持った写真で抗議
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ウクルインフォルム
ロシア軍による占領の続くウクライナ東部マリウポリにて、抵抗運動に参加する匿名の人物が、「住民投票反対」と書かれた紙を手にした写真を公開した。
20日、マリウポリ市議会がテレグラム・チャンネルに写真を掲載した。
市議会は、写真とともに「マリウポリの『住民投票反対』だ! 占領下でもマリウポリ市民は、マリウポリがウクライナであることを思い出せている! 不滅で不屈だ!」と書き込んだ。
これに先立ち、ロシアの報道機関は、9月23〜27日に、占領を続けるウクライナ領ヘルソン州・ザポリッジャ州にて、占領政権が「ロシア編入を問う住民投票」を実施すると決めたと報じていた。
また、20日、ヴォロジン露国家院議長は、ロシアはロシア武装集団「DPR」「LPR」のロシアへの編入を支持すると発言していた。
ゼレンシキー宇大統領は、ウクライナの立場は、如何なるアナウンスがあろうが、変わることはないと発言。クレーバ宇外相は、ロシア連邦による偽の「住民投票」も、ハイブリッド「動員」も、何も変化をもたらさないとし、ウクライナは自国領を解放する権利があるのであり、引き続き解放を続けると発言している。