ウクライナ東部にカザフスタン人たちが住民支援の「不屈のユルト」設置
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ウクルインフォルム
22日、ウクライナ東部ハルキウにて、在ウクライナ・カザフスタン大使館の支援を受けて、住民支援施設「不屈のユルト」が開設された。ユルトとは、カザフスタンの伝統的な移動式住居のこと。
ハルキウ市議会がテレグラム・チャンネルで報告した。
発表には、「カザフ人ディアスポラが設置した建物は、『建築家ベケトウ』地下鉄駅近くの愛の記念碑の隣に立っている。テントは、毎日、暖取り場として稼働し、希望者は皆体を暖めることができ、電話を充電したり、熱いお茶を飲んだりすることもできる」と書かれている。
テレホウ・ハルキウ市長は、このユルトは、二つの文化の団結の象徴だとし、ハルキウ市への支援に謝意を伝えた。
また同氏は、「統一の日である今日、私たちがこの『不屈のユルト』が開設されことは象徴的だ。ユルトは、皆にとって苦しい時期における、カザフスタンの民たちによるウクライナへのはっきりした支持を示している。ハルキウ市民を苦しみに放置しなかった人々、困難克服のために私たちを積極的に助けてくれている人々皆に謝意を伝える」と発言した。
なお、「不屈のユルト」は、キーウ市内とキーウ州ブチャにも設置されている。
写真:ハルキウ市議会