ウクライナ南部の水没したオレシュキの建物屋根から女性と子供救出=警察
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ウクルインフォルム
ウクライナの国家警察は、ロシアにより一時的被占領下にあり、ダム決壊で町の大半が水没したウクライナ南部ヘルソン州オレシュキから、女性1名と子供2名を救出することができたと発表した。
国家警察がフェイスブック・アカウントで伝えた。
発表には、インターネット上にアップロードされた、被占領下オレシュキの建物の屋根の上で助けを求める女性と2名の子供の動画のことが喚起されている。
警察は、この動画を受けて、南部の防衛にあたっていたウクライナ軍の火砲旅団の軍人が、無人機を使ってその女性と子供のいる建物を特定したと伝えた。その後、この家族の救出手段を模索。「そして、私たちは実現したのだ。女性と子供たちは、避難させられ、あらゆる必要な支援が与えられた。今、彼らは安全な場所にいる」と書かれている。
なお、リシチューク・オレシュキ市長は、同日、一時的被占領下にあるオレシュキは、ロシアによるカホウカ水力発電所爆破を受け、町の90%が水没したと伝えていた。