キーウ州の「不屈ポイント」、24時間体制で稼働へ
ウクルインフォルム
ウクライナ中部キーウ州の軍行政府は5日、天候の悪化、気温の低下に伴い、各地に設置されている、暖房や発電機などが設置されている臨時施設「不屈ポイント」を24時間体制で稼働させていくと発表した。
キーウ州軍行政府広報室が伝えた。
発表には、「キーウ州行政府では、緊急対応・重要インフラ施設安定的機能確保本部会合が開催された。キーウ州の不屈ポイントの活動につき協議された。不屈ポイント、特に、責任あるビジネスの不屈ポイントは、24時間稼働しなければならず、必要なものが全て完備されていなければならない。また、地方自治体も、必要に応じて移動式ポイントを展開しなければならない」と書かれている。
また、キーウ州各地自体の「不屈ポイント」の展開されている住所は、行政府のサイト上、あるいはチャットボット「安全なキーウ州」を活用して知ることができると書かれている。
ボイコ州行政府第一副長官は、「天候条件の悪化、長時間の停電あるいは暖房供給の停止の際、キーウ州州民はそのようなポイントを訪れ、必要な支援を受け取ることができる。休んだり、暖を取ったり、温かいお茶を飲んだり、デバイスを充電したり、インターネットを使ったりできる。スターリンクの接続とターミナルの稼働の確認を行うよう別途指示を出した」と伝えた。