ロシア占領政権、クリミア「併合」へ反対したクリミア・タタール人を拘束
ウクルインフォルム
ウクライナ南部のロシアの占領下にあるヘルソン州にて、ロシア占領政権がクリミア「併合」に反対を表明したクリミア・タタール人の住民を拘束した。
テレグラム・チャンネル「ASTRA」が伝えた。
報告には、「ヘルソン州の占領政権は、クリミア併合に反対を表明した66歳のクリミア・タタール人を拘束する動画を公開した。彼は、最大15年間拘禁されるおそれがある」と書かれている。
動画は、ロシア連邦保安庁(FSB)が公開したものだという。
ロシア治安機関が拘束したのは、66歳のビリャル・アブドゥラフマノウ氏。ロシア側は、同氏が「ノマン・チェレビジハン記念クリミア・タタール大隊」のメンバーだと主張しているという。
さらにロシア側は、アブドゥラフマノウ氏が「クリミア市民封鎖」運動に参加し、クリミアにおけるロシア軍の破壊や、クリミアはウクライナに戻すべき、などと話していたと主張しているという。