東京オリンピックはウクライナを日本に見せる良い機会=文化・スポーツ相
ウクルインフォルム
2020年の東京夏季オリンピック・パラリンピックは、日本にウクライナを見せる良い機会となる。
15日、ヴォロディーミル・ボロジャンシキー文化・若者・スポーツ相が、倉井高志駐ウクライナ日本国大使の公邸で開催されたレセプション時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ボロジャンシキー大臣は、「(東京オリンピック・パラリンピックは、)互いのことをより多く知り合う素晴らしい機会だ。私たちにとって、来年日本を訪れること、メダルのために闘うこと、そして、日本を見るとともに、ウクライナを日本の人たちに見せることができるのは、大きな光栄なのだ」と発言した。
大臣はまた、両国の間には大きな距離があるが、オリンピック・パラリンピックを通じて、両国国民は互いのことを新たに知り合うことができるだろうと指摘した。
大臣は、日本政府の対ウクライナ支援を喚起し、とりわけウクライナ体操の支援のために供与された支援につき謝意を述べた。
倉井大使は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックが二国間関係の強化に繋がることへの期待を述べた。
大使は、「私は、オリンピック・パラリンピックが日本とウクライナの国民の関係を強化する出来事となることを期待している」と発言した。
なお、日本政府は、ウクライナの体操連盟に、ODA「草の根・人間の安全保障無償資金協力」の一環で、同国の体操分野の発展のために、7万4470米ドルの無償支援を供与している。
東京オリンピックは、2020年7月24日から8月9日まで、パラリンピックはその後8月25日から9月6日まで行われる。