2024年に帰還させることのできたウクライナ児童の数は449人
ウクルインフォルム
ウクライナのイェルマーク大統領府長官は31日、2024年を通じてウクライナ政権管理地域へと帰還させることができたウクライナ児童の数は449人に上ると報告した。
イェルマーク長官がテレグラム・チャンネルで伝えた。
イェルマーク氏は、「2024年が始まってから、449人をすでに帰還させられた。その中には、ウクライナ大統領のイニシアティブ『Bring Kids Back UA』の一環で、最近一時的被占領地から母親たちとともに脱出できた5名の児童も含まれる」と書き込んだ。
同氏はまた、生後6か月のマトヴィーは、母親がロシアの侵略者に拉致されて、拷問を受けるのを4回も目にしたと伝えた。
また、父親を失い、母親もいない15歳のトロヒムはロシア軍への徴兵で脅されたという。
そしてイェルマーク氏は、「これらの家族のために救出作戦を組織した『セーブ・ウクライナ』のパートナーたちに心から感謝している」と書き込んだ。