拉致された南部メリトポリ市長が「特別作戦」により解放
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ロシア軍が占領したウクライナ南部ザポリッジャ州メリトポリ市にて、11日に拉致されていたイヴァン・フェドロウ市長が解放された。
16日、ティモシェンコ・ウクライナ大統領府副長官がテレグラム・チャンネルにて報告した。
ティモシェンコ氏は、「先ほど、イヴァン・フェドロウ・メリトポリ市長を人質から解放する特別作戦が成功裡に終了した。イヴァンは安全なところにいる。さきほど大統領と大統領府長官が彼と話した」と伝えた。
同氏は、もうすぐフェドロウ市長はウクライナのメリトポリの市長としての職務履行に戻ることになると発言した。
これに先立ち、11日、ロシア軍がメリトポリ市長のイヴァン・フェドロウ氏を拉致していた。約10人のロシア軍人がフェドロウ氏の執務室に侵入し、同氏の頭に黒い袋をかぶせ、車に無理矢理乗せて、不明の方向へと連れ去っていた。
なお、ウクライナでは、2月24日から、ロシア軍による侵略が続いている。
※更新(3月16日22:20):記事名を「拉致された南部メリトポリ市長が「特別作戦」により解放」に変更しました。