全面侵攻下で戦死したウクライナ軍人は4万5100人=ゼレンシキー宇大統領

ウクライナのゼレンシキー大統領は、ロシアの全面侵攻下で戦死したウクライナ軍人の数は4万5100人、負傷した軍人は39万人だと発言した。

ゼレンシキー大統領が英記者ピアズ・モーガンへのインタビュー時に発言した

ゼレンシキー氏は、「正確な死者数は私たちにとって非常に重要だ。4万5100人が死亡、39万人の負傷者が出ている。正確に言いたい。負傷者数は死者数よりずっと多いが、それは戦士の多くが負傷後に戦場に戻って、再び負傷しているからだ」と発言した。

また同氏は、行方不明者の数を正確に示すことは今もできないとし、その数は「数千人」に上ると述べた。その際同氏は、「彼らの内いくらが本当に行方不明になったのか、いくらが現在拘束されているのか不明だが、しかし、私たちはその作業をしている」と発言した。

同時に同氏は、ロシア側の戦死者数は約35万人だと発言した。

同氏はその際、「私は、約35万人が死亡したと思っている。多くが行方不明になっており、確実な数はわからないが、(編集注:行方不明者数は)5万〜7万だ。負傷者数は約60万〜70万で、比率は、死者1人に対して負傷者2人だ」と発言した。

写真:大統領府