スロバキア、防空システムS-300をウクライナに供与
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スロバキアのヘゲル首相は8日、ウクライナに長距離地対空ミサイルS-300を供与したことを認めた。
ヘゲル首相がフェイスブック・アカウントに書き込んだ。
へゲル氏は、「ロシア連邦軍の武力侵略の直接的結果として、ウクライナの支援と国連憲章第51条自衛確保の要請に応えて、スロバキア共和国がウクライナに防空システムS-300を供与したことを認めることができる」と発言した。
さらに同氏は、スロバキア政府はこの決定により、できるだけ多くの無実のウクライナ人の命がプーチン体制の侵略から救われることを期待していると述べた。
同時に同氏は、同システムの提供は「スロバキアがウクライナにおける武力紛争の一部となることは意味しない」とも指摘した。
また、ナド・スロバキア国防相も、ツイッター・アカウントにてS-300のウクライナへの提供について報告している。
なお、スロバキアのSpectatorの報道によれば、スロバキアからウクライナへの引き渡しには2日間かかったという。
これに先立ち、スロバキア政府は、代替品が得られるなら、ウクライナへのS-300の供与準備があると発表していた。
※更新(8日18:29):ナド・スロバキア国防相のツイートを追加。
写真:mosr.sk