ロシアはテロ支援国家に指定されるべき=ゼレンシキー宇大統領
ウクライナのゼレンシキー大統領は20日、ロシア連邦はテロ支援国家に指定されるべきだとの考えを示した。
ゼレンシキー大統領が同日夜の動画メッセージで発言した。
ゼレンシキー氏は、「この恥ずべき戦争を支持している全てのロシアの幹部が、論理的制裁対応を民主的世界から受け取るべく、私たちは作業している。ロシアはテロ支援国家に指定されねばならないし、ロシア軍はテロ組織と認定されねばならない」と強調した。
同氏はまた、現在、EUでは第6制裁パッケージが準備されているとした上で、同制裁はロシアの軍事機構とロシア国家全体にとって真に痛みのあるものとならねばならないと発言した。
同氏は、「私は、協議の度に、制裁はそれそのものが目的なのではなく、ロシアに平和を模索させ始めるための実践的手段として必要なのだと強調している」と発言した。
なお、これに先立ち、ウクライナのイェルマーク大統領府長官は、米国のマイケル・マクフォール・スタンフォード大学教授とともに、対露制裁強化に向けた行動計画を完成させたと発表していた(行動計画本文)。
写真:大統領府