ロシア軍、ミサイル攻撃によりハルキウの大学を破壊
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ウクライナ東部の主要都市ハルキウでは、ロシア軍の夜間のミサイル攻撃により、市内キーウ地区の大学の一つが破壊された。
21日、ハルキウ州警察広報課がテレグラム・チャンネルで写真とともに報告した。
警察は、「着弾被害にて、大学の校舎が破壊された。窓、正面、施設内の建物間の通路が損傷した。市民に犠牲者は出ていない」と伝えた。
また、国家警察ハルキウ州総局のティモシュコ局長は、大学敷地内には軍人は一人もいなかったとし、市のインフラへの攻撃は、市民を恐れさせることが目的だろうと指摘した。
ティモシュコ氏はまた、「過去数日間、23時から夜間にかけてロシア占領軍は巡航ミサイルによりハルキウのインフラに対して攻撃をしている。本日未明は、教育機関への攻撃だった。そこには軍人は一人もいなかった」と伝えた。
また、同州非常事態庁総局は、同大学のミサイル着弾によって生じた火災の発生の通報は、20日23時15分に受け取り、完全に鎮火できたのは21日1時28分だったと伝えた。
なお、ハルキウ州では、2月24日以降、ロシア軍によりすでに50以上の教育機関関連施設が破壊されている。
写真:facebook.com/MNSKHARKIV