ウクライナ保安庁、ヘルソン市内で民間人に変装したロシア軍人を拘束

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ウクライナ保安庁(SBU)は14日、ロシア軍から解放されたウクライナ南部ヘルソン市にて、民間人に変装し、情報収集をしていたロシア軍人を拘束した。

SBUがテレグラム・チャンネルで発表した

SBUは、解放されたヘルソン市でロシア軍人を拘束したとし、同軍人は民間人の服を着て、地元住民のふりをしていたと伝えた。

このロシア軍人は、SBU職員との対話を経て、自身がロシア軍の第69独立援護旅団の軍人だと告白したという。

さらに保安庁は、この人物のヘルソンでの課題が情報収集、砲撃修正、破壊工作だったことが明らかになったと伝えた。

保安庁は、SBUとその他の治安機関がヘルソンで実施している安定化方策の結果、この露軍人を摘発できたと説明した。

なお、ヘルソン市は、3月2日にロシア軍に占領されたが、11月11日にウクライナ軍が解放した。14日、ゼレンシキー宇大統領は、ロシア軍から解放されたウクライナ南部ヘルソン市を訪れ、国旗掲揚式に出席した。