23日露軍ミサイル攻撃によりウクライナの死者6名、負傷者36名 ミサイルは70弾中51弾撃墜

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11月23日のロシア軍のウクライナ各地に対するミサイル攻撃の結果、ウクライナの民間人が6名死亡、36名負傷した。

クリメンコ宇国家警察長官がテレビ番組出演時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

クリメンコ氏は、警察は現時点で、16の施設へのミサイル着弾を確認したとし、「特にキーウ州では、ヴィシュホロドの建物への着弾が確認できる。3名が死亡、20名が負傷した。ウクライナ全体では、国民6名の死亡、36名の負傷を確認した。これは、ロシアの夕方と昼の砲撃だけに関するものだ」と発言した。

キーウ州へのミサイル着弾被害 写真:国家非常事態庁、ニェビトウ・キーウ州警察長官

同時に、ウクライナ空軍は、テレグラム・チャンネルにて、同日ロシア軍の巡航ミサイルを70弾中51弾撃墜し、無人機も5機撃墜したと発表した

ウクライナ空軍は、「11月23日、テロ国家はまたしても、ウクライナの重要インフラ施設に対して、戦略機と黒海の艦船から大規模なミサイル攻撃を行った」と伝えた。

同軍は、ミサイルは、露ロストフ州ヴォルゴドンスク地区とカスピ海のTu-95ms、及び黒海の小型ミサイル艇2隻から発射されたとし、さらに発射されたのはKh-101/Kh-555とカリブルで計70発、内51発を撃墜したと発表した。

また、ランセット社の攻撃無人機5機も撃墜したと伝えた。

これに先立ち、11月23日、ロシア軍が、再びウクライナの電力インフラを攻撃していた。