ロシア軍、ウクライナ東部トレツィク砲撃 民間人1名死亡、2名負傷
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ウクライナへの侵略戦争を続けるロシア軍は8日、同国東部ドネツィク州トレツィクを火砲で砲撃し、結果民間人1名を殺害し、2名を負傷させた。
キリレンコ・ドネツィク州軍行政府長官がテレグラム・チャンネルで伝えた。
キリレンコ氏は、「トレツィクへの火砲砲撃により1名死亡、2名負傷だ。砲弾が民間セクターへと着弾し、少なくとも12軒の建物が損壊・損傷した。ロシア人は、シニカルにもまた民間人を砲撃し、テロ戦術を続けている」と書き込んだ。
また同氏は、ドネツィク州に残っている人たちは、自らを死の危険に晒しているとし、改めて同州から避難するよう要請した。
なお、ウクライナ東部ドネツィク州は、ロシア軍の恒常的な砲撃を受けており、電力、暖房、水の供給が止まっている。
同州政府管理地域には、全面的侵攻前までに1万人強の住民が167万人が暮らしていたが、すでに120万人以上が避難している。