ウクライナ空軍、露エンゲリス飛行場での爆発につき「侵略の結果だ」
ウクライナ空軍司令部のイフナト報道官は26日、ロシア南部サラトフ州のエンゲリス軍用飛行場にて同日生じた爆発につき、それはロシアの対ウクライナ侵略の結果だと発言した。
イフナト報道官がウクライナのテレビ番組「統一ニュース」出演時に発言した。
イフナト氏は、「いうまでもなく、それはロシア侵略の結果だ。それは、私たちがもう聞き慣れた、新しい『木綿』(編集注:爆発を揶揄する隠語)だ。それは、ロシアが私たちの領土で引き起こしていることの結果だ。もしロシア人が、後方であれば戦争は届かないと思っているのであれば、それは間違いだ。こういうことは、より頻繁に起きているし、それがウクライナの利益になることを望んでいる」と発言した。
同氏はまた、その爆発の実際の被害を目にするには、飛行場の衛生写真が現れるのを待つよう呼びかけた。
これに先立ち、26日未明、ロシア南部サラトフ州のエンゲリス軍用飛行場にて、爆発が複数発生し、管制室が破壊されたと伝えられていた。暫定情報では、3名が死亡、4名が負傷したという。なお、この飛行場から、爆撃機Tu-95やTu-160が飛び立ち、ウクライナの町々や重要インフラへの大規模ミサイル攻撃を行っている。3週間前にも、同飛行場で爆発が生じ、無人機により2機の軍用機が損傷していた。