ヘルソンのジャーナリスト出身軍人が前線で戦死

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ウクライナのヘルソンでジャーナリスト活動をし、2月24日のロシア軍による対ウクライナ全面侵攻開始以降、ウクライナ軍へと志願していた、アントン・コロミイェツ氏が前線で戦死した。

26日、国家テレビ・ラジオ問題評議会がフェイスブック・アカウントにて報告した

発表には、「妻と2人の小さな子が残された。アントンの親族、友人、同僚とともに悲しく思っている。この痛みある損失は、英雄を知り、愛していた皆の記憶と心の中に残る」と書かれている。

評議会は、コロミイェツ氏がヘルソン国立大学でテレビカメラマンとしての専門を学び、その後地元テレビ局「スキフィヤ」で勤務を始め、このテレビ局が後に公共放送局「ススピーリネ」のヘルソン支部となっていたと伝えた。

コロミイェツ氏は、6年間テレビ局で天気予報の番組を持ち、毎朝ヘルソン州の人々に明るい気分を伝えていたという。また、生放送のディレクターも務めていたとのこと。