ロシア軍、ウクライナの東部のスケートリンクをミサイルで破壊

ウクライナへの侵略戦争を続けるロシア軍は2日夜、2発のミサイルでウクライナ東部ドネツィク州ドルジュキウカ市のスケートリンク「アリタイル」を破壊した。

3日、ホッケークラブ「ドンバス」がウェブサイト上で伝えた

発表には、「ミサイル攻撃の結果、スケートリンク『アリタイル』が破壊された。こここそが2014年以降ホッケークラブ『ドンバス』のホームだったのだ。ドルジュキウカのスケートリンクを本拠地にウクライナで最も数の多い若者ホッケー・フィギュアスケート・スクールが活動してきた。スケートリンクは、ウクライナ国内大会や国際大会、文化大規模行事を受け入れてきたし、ドルジュキウカ市民や他自治体からの訪問客のお気に入りの場所だった」と書かれている。

さらに、「ここはドネツィクのクラブがロシアの占領者によって失った3つ目のホームだ。ドネツィク市のスポーツパレス『ドルジュバ』、マリウポリの『アイスセンター』、そして『アリタイル』だ」と説明されている。

なお、ホッケークラブ「ドンバス」はウクライナで8年連続で国内チャンピオンとなっている。

また、今回の攻撃は、ティモシェンコ宇大統領府副長官もテレグラム・チャンネルにて報告している

ティモシェンコ氏は、「ドネツィク州ドルジュキウカ。2弾のミサイル攻撃だ。1弾は市内に着弾。2名負傷が判明している。もう1弾は、ヤコウリウカ村に着弾した」と伝えた。

写真:ホッケークラブ「ドンバス」