ロシア軍、ウクライナ南部ヘルソン州を1日で58回攻撃 6名の民間人が死亡
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ウクライナへの侵略戦争を継続するロシア軍は、5日を通じてウクライナ南部のヘルソン州を58回攻撃した。これにより、民間人が6名死亡、4名負傷した。
ヤヌシェヴィチ・ヘルソン州軍行政府長官がテレグラム・チャンネルで伝えた。
ヤヌシェヴィチ氏は、「1月5日の敵の砲撃情報だ。ロシア占領軍は、ヘルソン州を58回砲撃した」と伝えた。
ヘルソン市に対して14回攻撃があり、市の住宅街が砲撃を受け、砲弾は、消防署、民家、集合住宅に着弾したという。
過去24時間で、州内の犠牲者は死者6名、負傷者4名だと書かれている。
また、ティモシェンコ宇大統領府副長官は、テレグラム・チャンネルにて、ヘルソン州ベリスラウにて、ロシア軍の砲弾の民家着弾により、一家が全員死亡したと伝えた。
ティモシェンコ氏は、「ロシアのあらゆるシニシズム(冷笑主義)と卑劣さがここにある。朝には彼らは『クリスマス停戦』につき話し、お昼には一家全員を殺しているのだ。夫、妻、12歳の息子に何の罪があるというのだ? 彼らがウクライナ人だということだけか? 彼らはクリスマスを迎える準備をしていたが、ロシア人のシニカルな攻撃が彼らを自宅で殺したのだ…」と書き込んだ。
その他、ティモシェンコ氏は、6日にもヘルソン市の消防署が攻撃されたとし、死傷者が出ているとして写真を公開した。