ドニプロ市への露軍ミサイル攻撃の死者45名に

ウクライナのティモシェンコ大統領府副長官は17日、14日のロシア軍によるウクライナ南部ドニプロ市集合住宅へのミサイル攻撃による死者数は45人となったと発表した。

ティモシェンコ氏が記者会見時に発言した

ティモシェンコ氏は、「39名が救出された。その内6名が児童だ。79名が負傷、その内16名が児童だ。病院には、現在28名が入院しており、その内9名が重傷だ」と伝えた。

さらに同氏は、ロシア軍は同攻撃により集合住宅在住の45名の住民を殺害したとし、その内6名が児童だった、最年少は生後11か月だったと発言した。

同氏はまた、市と州は、被害にあった全ての家族が一時的に居住できる場所を用意したとし、地方自治体が全ての遺族、住居を失った、あるいは住居が損傷した人に支払いを行うことを喚起した。

これに先立ち、14日、ロシア軍は、ウクライナ各地に新たな大規模ミサイル攻撃を実施。ドニプロ市では、集合住宅にミサイルが着弾し、72軒のアパートが破壊され、230軒が損傷していた。