ゼレンシキー宇大統領、フレデリクセン・デンマーク首相とミコライウ訪問
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ウクライナのゼレンシキー大統領は30日、同国を訪問したデンマークのフレデリクセン首相とともに南部ミコライウを訪問し、ロシア軍に破壊されたインフラ施設や海洋港などの視察を行った。
大統領府広報室が公表した。
発表によれば、ゼレンシキー氏とフレデリクセン氏は、昨年3月29日にロシアのミサイルの攻撃を受けたミコライウ州軍行政府の破壊された建物を視察した。同攻撃による死者は37人に上る。
ゼレンシキー氏は、フレデリクセン氏にミコライウがロシア軍から受けた被害とインフラの復興の必要について説明した。
さらに両氏は、ミコライウの海洋港を訪れ、ロシア軍のミサイルや無人機による攻撃で破壊されたひまわり油タンク跡を視察した。
その他両首脳は、デンマーク政府の支援で実現された、浄化された水の提供器具を視察した。同器具は、ロシアの攻撃により、ドニプロ川からの水の供給システムが破壊された後に、ミコライウ市の住民が飲料水を得られるようにするために、同市に提供された支援の1つだという。
その他、ゼレンシキー大統領は、テレグラム・チャンネルで、フレデリクセン首相とともにミコライウ市内の軍病院を訪問したと報告した。