ロシア軍のウクライナ東部コスチャンティニウカへのミサイル攻撃で民間人6名死亡
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ウクライナへの侵略戦争を続けるロシア軍は2日、同国東部ドネツィク州コスチャンティニウカをミサイルで攻撃し、結果民間人が6名死亡、8名負傷した。
イェルマーク宇大統領府長官がテレグラム・チャンネルにて伝えた。
イェルマーク氏は、「敵は(S-300で)2弾の攻撃と、多連装(多連装ロケットシステム『ウラガン』)で4回攻撃を加えた。集合住宅16軒、民家8軒、幼稚園、コスチャンティニウカ国家税監査局、送ガス管、自動車3台が損傷した。破片により負傷した者が8名。皆が治療を受けている。6名が死亡した」と伝えた。
ゼレンシキー宇大統領は、同日夜の動画メッセージにて、同攻撃につき「(ロシア軍は)普通の集合住宅を攻撃した。その攻撃で6名が殺された。女性3名、男性3名だ。ドンバスの普通の町の普通の人たちだ。遺族、近親者に哀悼を捧げる」と発言した。また同氏は、負傷者は11名だと報告した。
さらに同氏は、「ウラガンで住宅街を攻撃したり、S-300を町に放ったり、普通の村や人を砲撃したりすることがノルマとなった悪の国家は、打ち砕かれねばならない。その言葉(編集注:「打ち砕く」)の持つあらゆる意味でだ。露シズム(編集注:ロシア+ファシズムの造語)は完全な敗北を経験せねばならない。軍事的にも経済的にも政治的にも法的にもだ。最初のポイントは、『軍事的(敗北)』である。それを(ロシアは)経験することになる」と強調した。