ロシアは北朝鮮製ミサイルを約60弾ウクライナに使用した=宇情報機関
ウクライナの国防省情報総局は、ロシアがこれまでにウクライナに対して北朝鮮製ミサイルを約60弾使用したとの情報があると発表した。
情報総局のチェルニャク氏がラジオ・スヴォボーダへのインタビュー時に発言した。
チェルニャク氏は、「今日の時点で、私たちには、ロシアがウクライナに対して北朝鮮製ミサイルを約60弾使用したという情報がある。それらの精度は、基本的にあまり高くない。私たちは、それらを製造している技術が時代遅れだと理解している。他方で、それらはいずれにせよ危険をもたらしている。なぜなら、2024年製のミサイルだろうと、古い技術で製造されたミサイルであろうと、死ぬことに違いはないからだ」と発言した。
また同氏は、それらミサイルはウクライナの産業や国民、全てにとっての非常に深刻な危険をもたらしていると指摘した。
記者から、榴弾砲砲弾についての質問と、北朝鮮からの供給にロシアがどれだけ依存しているかという質問を受けると、チェルニャク氏は、榴弾砲砲弾は数百万弾だと指摘した。
同氏は、「私たちは、貨物、コンテナの移動をずっと目にしている。そこに北朝鮮が製造して、同国の倉庫にある榴弾砲弾薬が入っている可能性は排除されない。確かに、それはウクライナにとって大きな危険だ。なぜなら、ロシアに自国の軍事産業複合体があり、それにも能力がある上に、同国は北朝鮮から入ってくる弾薬も使っているからだ」と発言した。
写真:DR