東部バフムートのウクライナ軍への補給路が脅かされている模様=英国防省
英国防省は7日、ウクライナ東部ドネツィク州のロシア・ウクライナ戦力間での激しい戦闘の続くバフムートに駐留するウクライナ軍部隊への補給路が深刻に脅かされているようだと報告した。
英国防省が軍情報機関の報告をツイッター・アカウントに掲載した。
報告には、ロシア軍が、2023年3月末と異なり、過去数日はバフムートを巡る戦いにおいて勢いを得ていると書かれている。
また、英国防省は、ロシア軍はおそらくバフムート市の中心部に進軍しており、バフムトカ川西岸を制圧したようだと指摘した。さらに、ウクライナ側戦力の主要な補給路である、同市西側の0506道路がおそらく深刻に脅かされているとも評価されている。
報告にはまた、おそらく空挺部隊を含むロシア正規軍が、この地を強化しており、またロシアは再び効果的に火砲を使っていると書かれている。
さらに、傭兵集団ヴァグネルとロシア国防省が、局地的に反目を止めて、協調を改善した現実的可能性があるとも指摘されている。
写真:ウクライナ軍参謀本部