ロシア軍、ウクライナ南部ザポリッジャを夜間にミサイルで攻撃　民間人２名死亡

ウクライナへの侵略を続けるロシア軍は、９日未明に同国南部ザポリッジャに対してＳ－３００のミサイル２弾で攻撃を行った。結果、住民２名が死亡した他、民家３０件以上が損傷、１件は全壊した。

ウクルインフォルムの記者が着弾現場から伝えた。

ミサイル攻撃があったのは９日約１時４０分。治安機関の情報によれば、敵はＳ－３００のミサイルで住宅街を攻撃した。１弾が民家に着弾し、もう１弾は民家の中庭に着弾した。

ザポリッジャ市議会は、暫定情報として３３軒の民家が損傷、１軒が全壊したと伝えた。

また、国家非常事態庁ザポリッジャ州総局は、同日８時の時点の情報で、５０歳の男性（父親）と１１歳の女児（娘）の２名がミサイル着弾現場で死亡したと伝えた。