「ロシア連邦崩壊の時が来ている」=ウクライナ軍情報機関トップ

ウクライナ国防省傘下情報総局のブダーノウ局長は、ロシア連邦に崩壊の時が来ていると発言した。

ブダーノウ情報総局局長が米ABCニュースへのインタビュー時に発言した

ブダーノウ氏は、「国境は変わり得る」とした上で、「それは人工的に作られた誤りであり、現在、その国に崩壊の時が来ている」との見方を示した。

また同氏は、ウクライナはクリミア半島を取り戻すと述べ、またプーチン露大統領の核の脅しや、かなりの損耗を出しながら最小限の成果しか得られなかった、失敗の「冬季攻勢」を笑った。

さらに同氏は、将来のウクライナの反転攻勢につき、「その行動の結果がどのようなものになるか? 私は、近々皆が目にして、感じることになると思っている」と発言した。

その他、米国防総省の機密文書流出から最も利益を得ているのはロシアだとし、「そこから唯一裨益している者はロシアである」と述べた。同時に、情報流出について判明して数時間以内に米国の同僚と話したことを認めた。

なお、13日、米FBIが、国防総省の機密文書が現れた。ゲーム愛好家に人気の「ディスコード」のチャットグループの21歳のリーダーを逮捕している。