ウクライナ軍、復活祭に人だかりを作らないよう国民に呼びかけ

ウクライナ軍南部防衛戦力のフメニューク合同調整報道センター長は、14日、南部防衛戦力は現在16日の復活祭に目がけたロシア軍の活発な砲撃準備は確認していないとしつつ、同時に国民に対して、大きな人だかりは作らないよう呼びかけた。

フメニューク報道センター長がテレビ番組「統一ニュース」出演時に発言した。

フメニューク氏は、「私たちは非常に活発な準備というのは確認していない。なぜなら、私たちの方面(南部)の敵は防衛設備の準備に忙しいからだ。彼らは、どちらかというと防衛中であり、防衛の準備をしており、時々民間人を砲撃している。彼らは、残念なことに、その本質からしてテロリストであり、航空機や火砲によって、攻撃できるところを攻撃している。民間人を砲撃しているのだ」と伝えた。

同氏はまた、ロシア軍が南部ヘルソン州ズミーウカの学校に対して500キロの爆弾を投下したことをその著しい例として喚起しつつ、同時にロシア軍の攻撃が続いていることから、同学校は攻撃を受けた際に児童や教師はいなかったと報告した。

同時に同氏は、人だかりは敵にとって「魅力的な」標的だとして、国民に対して、人だかりを避けるよう呼びかけた。