ウクライナ軍、被占領下クリミアでの「木綿」の季節到来を告知
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ウクライナ軍南部司令部「ピウデン」のフメニューク合同調整報道センター長は23日、ロシアにより一時的被占領下にあるクリミアに暮らすロシア国民は、空襲警報になれるべきであるとし、今年の春夏は「木綿」の季節となると発言した。「木綿」は、「爆発」を意味する隠語。
フメニューク報道官がテレビ番組「統一ニュース」出演時に発言した。エスプレソが報じた。
同氏は、クリミアでは今の季節は単なるリゾートの季節はなく、「木綿の季節」となると述べ、「そのため、彼らは空襲警報の音に慣れる必要がある」と発言した。
記者から、クリミアの海岸沿いの砂浜に塹壕が出現していることについて聞かれると、フメニューク氏は、「私は、あそこの砂浜までは事は至らないと思う。なぜなら、彼らはもうそこで砂遊びをしたからだ。そこで彼らの遊びは終わる」と含みのある発言を行った。
なお、エスプレソは、24日未明にクリミア半島のセヴァストーポリでは、複数の爆発音が響いたと報じた。
報道によれば、ロシア占領政権のセヴァストーポリ「知事」が、4時8分に、ロシア黒海艦隊が「外周海岸線で無人水上艇を撃退した」と書き込んだ。同人物は、「本日未明3時30分から、セヴァストーポリ攻撃の試みがあった。現時点での状況はこうだ。無人水上艇1機を対潜水艦工作支援戦力が撃沈。2機目は自分で爆発した。全ては外周海岸線でのことであり、何も損傷していない。現在市内は平穏。しかし、全ての戦力と当局は戦闘準備体制に入っている」と書き込んだ。
テレグラム・チャンネル「クリミアの風」は、24日夜の爆発とされる動画を公開した。
追加(24日11時24分):動画を追加