ウクライナ軍、ヘルソン州での活動の成果を報告しつつ、引き続き「静寂」を要請
ウクライナ軍南部司令部「ピウデン」のフメニューク合同調整報道センター長は24日、ウクライナの防衛戦力が過去3日間、南部方面にて「戦闘活動でかなり強力な成果」を出しているとし、ウクライナ側は毎日13〜20台の敵の機材を破壊することができていると発言した。
フメニューク氏がテレビ番組「統一ニュース」出演時に発言した。
フメニューク氏は、防衛戦力はドニプロ川左岸前線の敵の火砲を掃討していると指摘し、ウクライナ軍人はロシア軍の榴弾砲、戦車、装甲車、防空システムを破壊していると補足した。
同時に同氏は改めて、情報面での「静寂」を呼びかけ、「軍事作戦の結果を待とう。その時は、報告する。私たちが情報面の静寂を求めて、その後それが誤っていたことは一度もないことを、思い出そうではないか」と発言した。
これに先立ち、米戦争研究所(ISW)がロシアの軍事ブロガーの情報を分析した上で、ウクライナ軍が南部ヘルソン州のドニプロ川左岸に陣地を形成した可能性があると報告していた。