ハルキウで約1年捜索の行われていたユダヤ系ウクライナ軍人の遺体埋葬
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ウクライナ東部ハルキウ市にて、民族的ユダヤ人のウクライナ国民であり、約1年前にロシア軍の侵略戦争で戦死した軍人アリ・シャバイ氏がユダヤ教の儀礼に従って埋葬された。
ニュースサイト「タイムズ・オブ・イスラエル」が報じた。
報道によれば、アリ・シャバイ氏は、昨年5月23日、ロシアとの国境から5キロの距離に位置するハルキウ州テルノヴァ村で死亡したという。
ウクライナ軍は、この地域を昨年9月に解放していたが、シャバイ氏の遺体はその後数か月間にわたり捜索され、先週ようやく発見されたと書かれている。人定は、DNA鑑定によって行われたとのこと。
ハルキウのラビであるモイシェ・モスコヴィチ氏は、シャバイ氏は戦いに赴く前に、自分の家族に対して、自身が死んだ場合は、ユダヤ教の儀式で埋葬して欲しいと頼んでいたと伝えた。
写真:タイムズ・オブ・イスラエル