「短距離走ではなく、マラソン」=レズニコウ・ウクライナ国防相、戦争終結可能性の時期にコメント

ウクライナのレズニコウ国防相は、現在の戦争はマラソンであって、短距離走ではないのであり、したがっていつ戦争が終結するかについて述べることは不可能だと発言した。

レズニコウ国防相がRBCウクライナへのインタビュー時に発言した

レズニコウ氏は、「これは短距離走の距離ではない。100メートルとか、60メートルとか、30メートルではないのだ。私はこれが短距離走ではなく、マラソンであることを理解した時、自分に向かって『マラソンの最後の195メートルを走るまでに、お前は42キロメートルを走り抜かねばならないのだぞ』と言い聞かせた。つまり、あなたは42キロの間、エネルギーとリソースを蓄えて、テンポを維持し、賢くそれを消費し、その後、あと195メートルになった時に、(残りを)爆発させなければならないのだ。(ゴールの)テープに最初に触れるため、あるいは最低でも受賞するためだ」と発言した。

同氏はまた、ウクライナ人は皆現在「マラソンを走っている」と述べ、ゴールまで何キロメートルあるのかについて述べることは不可能だとし、なぜなら「それはとても条件付きの比喩だからだ。私たちはこのマラソンを走っているし、私は成功裡に走り切ると思っている。しかも、国全体がだ。私は、ゴールまであと何メートルなのか言いたくはあるが、しかしそれは言えない」と指摘した。