ロシア軍、夜間にウクライナ東部クラマトルシクをミサイル5弾で攻撃=ドネツィク州被害
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ウクライナへの侵略戦争を継続するロシア軍は、30日未明に同国東部ドネツィク州クラマトルシクを5弾のミサイルで攻撃した。
キリレンコ・ドネツィク州軍行政府長官が同州の過去24時間の被害につきテレグラム・チャンネルにて伝えた。
キリレンコ氏は、「0時頃、ロシア人は、クラマトルシクに対して5弾のミサイルを発射した。幸いなことに犠牲者は出ていない。2弾が市の外の平原に落ち、2弾は産業地区、1弾は住宅近くの民間セクターに着弾した。しかし、破損したのはアスファルトの表面だけだ」と伝えた。
その他同氏は、ドネツィク方面で、ロシア軍はアウジーウカを5回砲撃し、民家、コークス工場、自動車集積地点に着弾したと報告した。
さらに、ホルリウカ方面では、コスチャンティニウカにて民家10軒とインフラ施設1軒が損傷、トレツィク共同体のニュー・ヨルクでは、8軒の民家と1軒の非居住施設が損傷、チャシウ・ヤル共同体では、企業の建物1軒が損傷したという。
リシチャンシク方面では、リマン共同体に対して多連装ロケットシステムによる砲撃が6回あり、トルシケとザリチュネで被害が発生したと伝えられた。
同氏は、過去24時間の民間人死傷者に関する情報は入ってきていないと指摘した。