ロシア軍、1日未明に巡航ミサイル18弾でウクライナを攻撃 南部で25名負傷

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ウクライナへの侵略を続けるロシア軍は1日、ウクライナ各地へミサイル攻撃を行った。南部ドニプロペトロウシク州では、ミサイル着弾により児童3名を含む25名が負傷している。

リサク・ドニプロペトロウシク州軍行政府長官が、テレグラム・チャンネルにて報告した

リサク氏は、「ドニプロペトロウシク州にとって悲劇な夜と朝だ。敵がミサイルで攻撃してきた。その内7弾は空軍司令部『スヒード』の軍人が撃墜した。しかし、着弾もある。パウロフラード地区に着弾した。暫定情報で、25人が負傷、内3人は児童だ」と伝えた。

また同氏は、パウロフラードでは、産業企業が損傷し、火災が発生したが、救助隊がすでに鎮火したと伝えた。また、19軒の集合住宅、25軒の民家、6軒の教育・児童保育施設、5軒の店が損傷したという。

さらに同氏は、「同地区の共同体にも破壊が生じている。ヴェルブキ共同体では約40軒、ユルイウカ共同体では2軒の建物が損傷し、メジリチ共同体では学校が損傷した」と報告した。

また、ウクライナ軍のザルジュニー総司令官は、テレグラム・チャンネルにて、1日未明にロシア軍がウクライナに対して戦略爆撃機からの巡航ミサイル18弾で攻撃を行ったが、内15弾は激津したと報告した

ザルジュニー氏は、「未明2時30分頃、ロシア占領軍がウクライナを戦略爆撃機で攻撃した。(露ムルマンスク州)オレネゴルスク方面の9機のTu-95、カスピ海方面の2機のTu-160によってだ。合計で18弾の空からの巡航ミサイルKh-101/Kh-555が発射された」と伝えた。

同時に同氏は、ウクライナ軍の防空戦力・装備によって、その内15弾を撃墜したと伝えた。